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コロナ時代に考えたい学校問題【第41回】

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大声に注意を

 マスクをするようになって、視力と聴力が敏感になってきている。特に聴力が勝っている。マスクをしているためか、大きな声で話すため、うるさく聞こえてしまうことが多い。低学年の教室には声のモノサシが掲示されている。とても分かりやすくイメージしやすい。これをバスや電車の中など、必要と思われる箇所に掲示してほしい。

 聴力が下がると声は大きくなる。こうした高齢者はこれまでもいた。程度が分からない若者が増えている。相手を気遣うならば、ソーシャルディスタンスを確保しようして話すと声は大きくなる。バスの2つ後ろの席で話していた青年の声が、耳元で話しているように感じられてしまった。教師も職業柄、声は大きいから気を付けねばならない。
(おおくぼ・としき 千葉県内で公立小学校の教諭、教頭、校長を経て定年退職。再任用で新任校長育成担当。元千葉県教委任用室長、元主席指導主事)

コロナ時代に考えたい学校問題