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コロナ時代に考えたい学校問題【第137回】

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16日昼、待望の支援動画「サタモラ」スタートします!

 学校を、保護者を、社会を、本気で支援するYouTube動画配信を1月16日(土曜日)12時半から13時、隔週で開始する。
 題して、“サタモラ”(サタデーにモラルの追い風を送る)である。メインキャストは、不肖私が引き受けた。土曜日ランチ後の30分、教職員や保護者そして地域へ元気を送るYouTube発信である。
 「受け」を狙ったバラエティー番組ではない。私も読者の方との初見参となる。明るく、楽しくをモットーに熱いエールを送りたい。目的は、日々誠実に奮闘努力されている教職員や保護者の皆様を少しでも「元気にしたい」と企画したものである。
 振り返れば「ひとりも見捨てない。見過ごさない」と言いながら、それができなかった反省が私にはある。青年の自殺がこれほど多い国はあまりない。見捨てているのである。それでいいのか日本!
 ましてや、このコロナ禍で親の仕事にも不安が満ち、子ども達の生活も教師の心身もバランスを失っている。
 では、何を正しく畏れ、どのように児童生徒に関わり、保護者と向き合うのか。皆、理想は言うが、現場でやって見せてくれる人は少ない。
 初回は、「同苦力」として、同じ苦しみを我が事と捉えて話をしてみたい。もちろん、すべてに当てはまりはしないが、沈黙や風見鶏では支援にはならない。
 まずは、手探りのスタートになる。少し気楽に、御茶でも飲みながら30分のお付き合いを願いたい。
 メニューは、啓育トピックス、美と健康のミニアドバイス、癒されトーク、インフォメーションになる予定。
 発信主体は、モラロジー研究所(4月1日からモラロジー道徳教育財団に改名)。「出来ることはする。行動をする。」をモットーとしている機関として初の試みである。
サタモラURL=https://www.moralogy.jp/educatorseminar/skillupprogram4/

 主な情報源:日本教育新聞他
(おおくぼ・としき 千葉県内で公立小学校の教諭、教頭、校長を経て定年退職。再任用で新任校長育成担当。元千葉県教委任用室長、元主席指導主事)

コロナ時代に考えたい学校問題