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教育の情報化に関する手引きの改定に向けて議論開始

8面記事

ICT教育特集

秋の完成目指す
文科省

 文部科学省は、2月14日、「教育の情報化に関する手引き」の改定を行うための検討に入った。
 学習指導要領の改訂により、情報活用能力が、言語能力、問題発見・解決能力等と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けられるとともに、ICT環境整備についても「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018~2022年度)」が策定されるなど、学校における教育の情報化について一層充実が図られることとなった。このため、新学習指導要領を踏まえて教育の情報化が円滑かつ確実に実施されるよう、学校・教育委員会が具体に取り組む際の参考になる手引を作成する。
 有識者による作成検討委員会での議論を行い、今年秋ごろの完成を目指す。
 初めての会合となったこの日は、作成方針や構成について主に議論した。情報化についての背景や目的の整理の重要性が改めて指摘されたほか、取組みの参考例となるべき事例の選定にも意見が寄せられた。また、プログラミング教育の推進が大きく取り上げられていることから、この点についても活発に意見交換された。
 高橋純・東京学芸大学准教授は「多くの人たちに見てもらうという意味で、手引きの示し方も動画などを取り入れた形も模索するべきでは」と提案した。
座長を務める堀田龍也・東北大学大学院教授は「手引きの改定に長く携わってきた重みを感じながら、時代の変化に対応する形でまとめていければ」と話した。

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