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部活での暴力・暴言など、指導者に悩む子へ相談窓口

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スポーツ協会

 日本スポーツ協会(JSPO)は先月、指導者の暴力や暴言などのハラスメント行為に悩んでいる子どもたち向けに相談窓口を開設した。電話やファクス、ウェブ上の専用フォームで弁護士が対応する。平成25年から設置している窓口に寄せられる相談のうち、被害者の6割以上を小中高生が占めることを踏まえ、子どもたち本人が声を上げやすい環境を整える。
 JSPO公認スポーツ指導者資格を持つ人やスポーツ少年団の登録者が活動現場で暴力や暴言、差別的な言動をはじめ不適切な指導を行った場合、厳重注意や資格・登録取り消しなどの処分を行う。学校の部活動での暴力行為についても相談できる。
 相談は無料。電話は毎週火曜日と木曜日の午後1~5時、ファクスとウェブ上の専用フォームは24時間受け付けている。匿名での相談や目撃情報も可能とする。相談前には、暴力行為が分かる動画や音声、写真に加え、「いつ」「どこで」「誰が」「誰に対して」「どのようなことを行ったか」などについて日付順に整理した記録を準備するよう呼び掛けている。
 詳細はJSPOのウェブサイト(https://www.japan-sports.or.jp/cleansport/tabid1363.html)へ。

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