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視覚障害のある教員「私たちはこう働く」当事者団体が40周年記念誌

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 全盲、弱視といった視覚障害がある教員で構成する全国視覚障害教師の会が昨年、発足から40周年を迎え、会の活動を紹介するとともに、視覚障害がある教員がどのように働いているかを知ってもらおうと記念誌を制作した。この会は昭和56年5月に発足。授業や職場を改善しようと研修の場を設けたり、交流会を開いたりしてきた。昨年度の時点で小・中学校、高校、特別支援学校などから112人の会員が所属している。
 記念誌はA4判12ページ建て。カラー刷りで写真を多く掲載している。氏名入りで12人の仕事ぶりを紹介している。
 このうち、全盲で公立小学校に務める南沢創さんは、専属のパートナーと協力して、通常学級の音楽の授業と、特別支援学級の国語・算数・自立活動を担当。パートナーとはチーム・ティーチング形式で授業を行うという。
 同じく全盲で、公立高校に務める山本宗平さんは、英語科の担当。点訳された教科書を使い、パソコンで記した文をプロジェクターで投影するといった形態で、基本的に1人で授業を行っているという。
 紹介した教員について、それぞれQRコードから、より詳しい情報を得られるようにしてある。
 記念誌は非売品だが、必要な人には提供できるという。

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