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群馬県 高校再編を検討へ 地域ごとに議論

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都道府県教委

 群馬県教委は18日、少子化や子どもの多様化などを受けて、今後の県立高校の在り方を検討していくと発表した。県内を8地区に分け、地区ごとに情報交換会や検討会を開き、地域住民と議論する。小規模化が進むと、生徒の進路選択の幅や学びの機会が狭まるのは避けられず、県全体での高校再編も視野に対応を考えていく。
 県の今年の児童・生徒数は、22万4452人で前年より4516人減った。小・中・高校数は529校で前年より7校減少している。
 地域住民を交えた情報交換の場では、県の中学校卒業者数の推移などを踏まえ、高校の課題を共有する。
 今回分けた8地区は、前橋、伊勢崎・佐波、高崎・安中、藤岡・多野・富岡・甘楽、渋川・吾妻・北群馬、沼田・利根、桐生・みどり、太田・館林・邑楽。各地の会議の資料は、県のホームページで公開する。

都道府県教委

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