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子どもが秒で動き出す! 教師のシン言葉かけ

14面記事

書評

丸岡 慎弥 著
児童のタイプ・場面別に例示

 「教師のシン言葉かけ」の「シン」とは、令和時代を迎えての「新」であり、子どもたちに向き合ったときの真摯さを示す「真」の意味を込めたものだという。
 やる気をアップさせる原動力になる、具体的な事実に基づくなどの10項目を「まずはここを押さえる! シン言葉かけの超基本」(CHAPTER1)で披露し、以下、子どものタイプ別、主体的に動くための学級活動場面、問題解決が必要な場面、授業場面、行事指導場面などでそれぞれ10ずつ設定し、「シン言葉かけ」と「NG」フレーズを紹介しつつ、「シン言葉かけ」の意味と意義を解説。
 CHAPTERの終わりにはコラムとして小学校1年生、2・3・4年生、高学年に向けた言葉かけのポイント、やんちゃな子どもと発達障害が疑われる子への言葉かけ、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を活性化させる言葉かけを掲載して参考になる。
 「もっと自信をもって!」「人の話をさえぎらない!」「しゃべっていないで掃除して」…。本書で設定した場面での「NG」フレーズである。「シン言葉かけ」では「ちゃんと伝わってるよ!」「まずは最後まで聞いてみよう!」「掃除の達人は『動きながら会話できる人』だよ!」を紹介している。
 子どもたちとの信頼関係を築いていることを前提に、読者自身の「言葉かけ」はどう意識されているか。日常の指導を振り返る材料になるのではないか。
(2200円 学陽書房)
(矢)

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