高校教育改革の先導拠点 坂井、敦賀、鯖江の3校を申請 福井県
NEWS 福井県は、2040年を見据えた文科省の高校教育改革の「先導拠点」として、坂井、敦賀、鯖江の県立高校3校を申請する方針を決めた。それぞれに協力校も複数設け、成果を県内の高校全体へ波及させる。8日の総合教育会議で公表した。
坂井高校は、専門高校の機能強化・高度化の拠点校とする。食農科学科、機械・自動車科、電気・情報システム科、ビジネス・生活デザイン科の4学科を持つ強みを生かし、高度資格取得プログラムや産学官連携による地域共創型学習を展開する。スマート農業設備や、製品の加工・販売までを学ぶ実践設備なども整備する。
敦賀高校は、普通科の特色化・魅力化の拠点校に位置付ける。SSH校以外で理数科を持ち、他の普通科系高校への波及効果が高いと判断した。理数探究基礎の充実やデータサイエンス科目の新設を検討するほか、大学や企業と連携した探究活動、国内外の高校生とのオンライン共同研究を進める。科学・DX研究センターや高度な理科実験室も整備する。
鯖江高校は、地理的アクセスと多様な学びの確保の拠点校とし、「情報」の授業配信を軸に遠隔教育のモデル構築を進める。オンライン合同授業や地域課題解決型学習を展開し、配信スタジオや遠隔実習室などを整備する。
県は近年、統合再編と並行して探究学科の設置やDXハイスクール指定などを進め、学校の特色化を図ってきた。全日制の県立高校は24校で全国2番目に少ない。
県では年度内に県立高校の魅力化向上プランを公表する。

