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「ハンディウッド」に加え新素材「エンヴィウッド」も開発

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施設特集

「ハンディウッド」「エンヴィウッド」

あらゆるニーズに対応
ハンディテクノ

 コンセプトは「燃やさない・捨てない」。来年に迫った東京オリンピックを前にレジ袋の有料化など、環境問題への意識が高まりつつあるが、ここに来てハンディテクノ株式会社が開発した、再生木材のスタンダード「ハンディウッド」が注目を集めている。
 これは、従来使い終わった後に焼却等処理されていた木材やプラスチックを、100%リサイクル原料とした再生木材。エコマーク認定を取得し、従来の再生木材や南洋材と比べて高いCO2排出削減効果を実現。その効果については、第三者認証も取得しているもの。
 有害物質の含有・溶出がないだけでなく、経年変化での色あせが少ない、割れやささくれがなく安全など多くの優れた特徴を持っており、従来の再生木材や天然木材では難しいR形状なども特注対応が可能。表面デザインやサイズバリエーションを問わず、あらゆるニーズに対応できるラインナップを揃えていると同時に、物件ごとに地域に根差した原料を使用する“地産地消”にも対応している。
 さらに同社は、従来アルミなどの金属製品のみだったスパンドレル型に、新素材の再生木材製軒天・壁面材「エンヴィウッド」もリリース。
 これは、腐朽菌に侵されない高い耐久性と木質単一素材による自然な意匠性を実現したもの。軒天井や廊下、壁面部の化粧材として広く建築物件に対応可能だ。高い曲げ応力と軽量化を実現したことにより、専用工法による天井軒天下地への容易な取り付けが可能となった。
 15年にわたって建築や公共の施設などにおいて、数多くの実績を積み重ねてきた同社だが、その累計は120万平方㍍を超えているという。
 デッキやルーパー、軒天・壁面ほか多用途のエクステリア実施例を展開し、新設だけでなく天然木からのリニューアルにも豊富なノウハウを持つ同社では「あらゆるニーズに対応できる社内設計チームを抱え、物件ごとの意匠・詳細設計など個別の“オートクチュール”にも対応します」という。

 問い合わせ=(株)ハンディテクノ Tel03・5784・3913
 https://www.handy-wood.com

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