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“届けよう、服のチカラ”プロジェクト ユニクロ・ジーユーが全国で出張授業

6面記事

企画特集

回収した子ども服を並べて記念写真を撮る児童

 ユニクロとジーユーが、国内の学校向けに“届けよう、服のチカラ”プロジェクトを実施中だ。2013年から毎年行っているもので、今年で7年目となる。
 同プロジェクトでは児童・生徒が主体となり、不要になった子ども服を回収し、難民を中心とした世界中で真に服を必要としている人々に届ける。2018年度は全国47都道府県から388校、約4万人が参加し、約63万着の子ども服を集めた。
 活動のはじめには、ユニクロ・ジーユーの社員が講師となって「服のチカラ」について出張授業を行う。その後、児童・生徒が校内や地域で協力を呼びかけ、子ども服を回収し、発送する。最後に、難民キャンプに服が届けられた様子を収めたフォトレポートが参加校に贈られる。
 対象となる学校は、小・中・高校(一貫校、特別支援学校など含む)で、「この活動を通じて、次世代を担う子どもたちが服のチカラを知り、自分にもできる社会貢献があると気づくきっかけになれば」とプロジェクト担当者は語る。
 次年度の参加校募集は2020年2月頃開始予定。

 問い合わせ=Tel03・5565・6551(“届けよう、服のチカラ”プロジェクト事務局)
 ※土日祝日を除く10時~18時


児童が制作した子ども服の回収箱

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