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LINEがプログラミング教材開発 小学校へ出前授業も

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 無料通信アプリのLINEは今秋から、プログラミング教育用ソフトや教材などをセットにした「LINE entry」の提供を始める。併せて小学校には専任講師による無償の出前授業も実施する。2020(令和2)年度に始まるプログラミング教育の必修化を見据え、学校現場を支援する。
 LINE entryのソフトウエアは、視覚的に操作できる「ビジュアルプログラミング言語」。「正多角形を描く」(算数)「4コマアニメをつくる」(国語)など、教科・単元と関連付けて指導できる。開発には放送大学教授の中川一史氏や千葉大学教授の藤川大祐氏らが関わった。
 専任講師による出前授業は当面、4~6年生の算数で始める。8月21日から申し込みを受け付けており、本格稼働は11月を目指す。1校につき年1回までだが、1日最大3コマまで対応できる。同社によると月に10~20回、年度内で100回程度の実施を目標にしているという。

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