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顔が見えるマスクで文科省など実証研究 聴覚障害の子ら対象に

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 文科省と日用品大手の「ユニ・チャーム」は14、15の両日、聴覚特別支援学校4校と幼稚園15園で、口元が透明で顔が見えるマスクの実証研究を行った。口の動きや表情が見えないとコミュニケーションが取りづらい生徒や、園児に表情で気持ちを伝えたい幼稚園教員に着用してもらい、アンケートで効果を聞いた。
 同社が4月に販売を始めた「顔がみえマスク」は、口元から頬が透明なフィルムになっており、曇り止め加工もされている。保育や介護の現場から増産を求める要望が強く寄せられている。同社広報室では「学校現場の声をマスクの改良に生かしたい」としている。

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