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一刀両断 実践者の視点から【第103回】

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論説・コラム

地球環境を守るには

 COP26が始まり、環境活動家のグレタさんが激しい抗議を展開していた。地球環境について各国のリーダーが集まって話し合っているのは、課題を解決するためだろうが、自国の利益をいかに損なわないで話し合いを進めるかに会議があるようにも感じられる。地球環境の崩壊は予想を超えて加速度的に進んでいることに人類は気づいているが、力を合わせられない姿を見るにつけ、グレタさんの叫びがむなしく聞こえてきた。
 未来を担う子どもたちに真剣に地球環境を教えて、考えさせて、行動させる事が出来るのは教師である。危機意識を持ち、自分たちの未来を守るという行動を促せる授業でありたい。そしてそうした授業を世界でも同時に展開する時が来ているのではないだろうか。
(おおくぼ・としき 千葉県内で公立小学校の教諭、教頭、校長を経て定年退職。再任用で新任校長育成担当。元千葉県教委任用室長、元主席指導主事)

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