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ICT活用テーマに公開研 桐蔭学園、12月開催

10面記事

研究会

 幼稚園から大学・大学院までを擁する桐蔭学園は12月18日、教育関係者を対象に公開研究発表会をウェブ上(Zoom)で実施する。同学園では平成27年度からiPadを導入し、授業支援アプリを用いるなど、ICTの活用に力を入れてきた。コロナ禍のオンライン授業を通して、生徒や教員のICT活用がより活発化しているという。
 テーマは、生徒の主体的な学びを支える手段としてICTをどのように活用していくか。YouTubeの公開動画を、事前に視聴する必要がある(期間は12月11~18日)。当日は意見交換会がメインとなる。
 主催者あいさつ(岡田直哉・同学園校長)、藤村裕一・鳴門教育大学教授による基調講演の後、分科会(教科の部)を行う。扱う教科は英語・数学・国語・理科・社会・実技科目になる。
 例えば、「講座・英語(2)」は都立富士高校とのコラボ企画。VTS(Visual Thinking Strategy)という手法を用いたクラス内での意見交換に加え、ICTを利用した他校との意見交流について報告する。各講座定員50人の予約制。
 それに続き、探究やキャリア教育、部活動や委員会活動、オンライン学園祭を扱う分科会(特別活動の部)もある。この分科会は定員なしの予約制になる。
 参加費は無料。学園ホームページ(http://toin.ac.jp/)から申し込む。締め切りは12月4日正午まで。
 桐蔭学園=Tel045・971・1411

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