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多言語対応でさらなる働き方改革支援

10面記事

ICT教育特集

マンタ

 (株)マンタが運営するさくら連絡網は2024年6月から多言語に対応する。さくら連絡網は全国2800校が導入し170万人の利用者がいる教育機関に特化したデジタル連絡サービスで、メール、LINE、アプリの3つに対応しており大切な情報を確実に届けるのがコンセプト。また、文部科学省がすすめる「学校・保護者等間における連絡手段のデジタル化の推進」に対応しており、欠席・遅刻連絡のオンライン化、保護者アンケートのオンライン化、プリントのデジタル配布など教員の働き方改革を支援する機能が搭載されている。
 そのさくら連絡網が2024年6月3日から多言語に対応する。保護者が扱う画面は日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語簡体字、中国語繁体字、フィリピン語、ベトナム語、インドネシア語、韓国語の10言語から利用者が自分に合った言語を選択できる。また、学校から送信するお知らせやアンケートは翻訳エンジンによって自動翻訳され利用者に届けられる。これによって教員の翻訳の手間を削減するだけでなく、災害時など急ぎでお知らせを送りたい時にも迅速に対応できる。なお翻訳エンジンの利用についてはオプション扱いとなるが利用者が使用する画面や登録手順書、保護者向けマニュアルなどについては標準機能として提供される。
 さくら連絡網では教員の負担軽減のために保護者向けのサポート窓口も365日体制で設けており、教員の働き方改革を支援している。

 問い合わせ=(株)マンタ 電話050・5490・3623
 https://さくら連絡網.jp

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