デジタル活用で個別最適な学び モデル校で研究へ 東京都
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デジタルとリアルを組み合わせた次世代型の学びを推進するため、東京都教委は今月から、モデル校に指定した都立高校で取り組みを始める。遠隔授業による学習を単位認定につなげる実践や、デジタル教科書の活用に向けた研究を進める。
都教委では「次世代の学びの基盤プロジェクト」として、本年度からデジタル技術を生かした個別最適な学びなどを都立高校で展開することを掲げており、教員の役割や学校組織の在り方も見直すとしている。
遠隔授業の受講やオンデマンド教材での学習の成果を評価し、単位認定につなげる「新たな教育のスタイル研究校」には、足立工科、六本木、新宿山吹、蒲田、深沢、五日市の6校を指定。デジタル教科書の効果的な活用についての研究は、六本木、新宿山吹、三鷹中等教育、深沢、日野、多摩の6校で推進していく。