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受験生の風邪・インフル対策は「ヨーグルト」「マスク」

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 日本能率協会総合研究所が4日に結果を公表した調査から、受験生の母親にとって子どもに関わる心配事は「風邪やインフルエンザにかかること」が多いことが分かった。風邪などの対策には、半数ほどがヨーグルトまたはマスクを挙げた。
 調査対象は、全国の受験を控える幼稚園・保育園の年長、小学6年、中学3年、高校3年の子どもを持つ母親。調査によると、受験を控えた子どもに関して心配していることで「風邪やインフルエンザにかかること」を挙げた母親は、全体の72・4%に上った。次いで、「体調管理」を65・6%が、「勉強・学業」を48・3%が挙げている。
 「風邪やインフルエンザにかかること」を挙げた割合は特に高校受験生の母親で多く、76・2%に達した。どの世代の受験生の母親でも、上位3つの順位は変わらなかった。
 風邪・インフルエンザ対策に利用しているものでは「ヨーグルト」を52・4%が、「マスク」を51・6%が挙げた。特に小・中学受験生では「ヨーグルト」が、高・大学受験生では「マスク」が多い傾向にあった。
 受験生の塾への通学率は、全体で58・4%だった。最も通っている割合が高いのは、特に中学受験生で高く、78・6%だった。その内、「週に5日以上通っている」が17・3%、「週に3~4日以上通っている」が32・1%となっている。最も低いのは、大学受験生で43・4%だった。

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