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尖閣諸島、「授業で知る」が増加

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 尖閣諸島の存在を学校の授業を通して知る人の割合が増えている。内閣府が続けている世論調査から分かった。
 今年10月に日本国籍を持つ18歳の人を対象に実施した結果、「知っていた」と答えた割合は90・0%。「知っていた」と答えた人に、何から知ったか選択肢の中から当てはまるものを挙げてもらったところ、「学校の授業」を挙げた割合は8・6%だった。
 過去の調査結果と比べると、平成26年が4・8%、平成29年が6・1%、今回が8・6%と上昇している。26年調査は20歳以上の人を対象としているため単純な比較はできないが29年調査を20歳以上の人に限って集計した結果でも、26年調査を上回っている。
 今回の調査では、若い世代では、「学校の授業」で知る人が多いことも分かった。「学校の授業」を挙げた割合は、18~29歳が40・6%、30~39歳が14・1%、40~49歳が8・0%、50~59歳が5・4%、60~69歳が2・2%、70歳以上が1・7%だった。
 今回の調査は3000人を対象に、面接方式で行った。

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