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部活地域展開で「体験格差拡大」貧困家庭9割 キッズドアが記者会見

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 認定NPO法人キッズドアは15日、困窮家庭における部活動の地域展開の負担を訴える記者会見を開いた。当事者へのアンケートでは、9割が「地域展開で体験格差が拡大する」と答えた。金銭面だけでなく、送迎や見守りなど、時間的負担の増加に不安感を持つ声があったという。
 調査は昨年10月31日から11月10日に実施し、小・中学生の子どもがいる1392家庭が回答した。9割が母子世帯で、昨年の世帯年収は半数が200万円未満だった。
 地域展開で体験格差が拡大するかを尋ねると、89%が「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した。困る要因を複数回答で聞くと、「活動場所までの送迎」が71%で最多。「保護者の運営へのかかわりが増える」も半数を超えた。
 渡辺由美子理事長は「困窮家庭の多くは時間の余裕もない。部活動の地域展開で送迎が必要になると、大きな負担になる。子どもの放課後のコミュニティをきちんと確保してほしい」と述べ、支援の充実を求めた。

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