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小学5年生が数学検定1級に最年少で合格

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 公益財団法人日本数学検定協会は11月15日、10月に実施した数学検定の個人受検で、小学5年生が最年少の11歳で1級に合格したと発表した。
 10月実施の数学検定の個人受験の受検者数は2万1361人。うち448人が数学検定1級に挑戦し、合格者は42人だった。数学検定1級はのレベルは大学程度で合格率は9・4%という難関。これまでの合格最年少記録は中学2年生(13歳)だった。
 今回合格した最年少の11歳の小学5年生は、5歳のころから数学検定を一つの目標に学習に取り組んできたという。2015年には7歳で準1級(高校3年程度)に最年少で合格していた。
 今回の合格通知を受けて「数学検定を通じて、いろいろな数学の分野に触れることができました。これからも、その先にある数学を学んで、新しい定理や予想を打ちたいです」と抱負が同協会に寄せられた。
(図は10月実施個人受験の年齢別志願者の割合=同協会提供)

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