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アクセンチュア、農業経営を体験するカードゲームを開発

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 コンサルタント業大手のアクセンチュア(東京・港区)が、高校生などを対象にした農業の経営を疑似体験できるカードゲームを開発した。グループで取り組み、作物の栽培でどれだけ利益を出せるかを競う。
 ゲームは「農業経営カードゲーム『農トレ』」と名付けた。カードを使って農業の経営を学べる。
参加者は1つの会社という設定で6、7人のグループをつくる。決められた土地での作物の栽培と販売を3年間行う想定でゲームを進め、グループごとの売上高を競う。
一人一人が「社長」「経理部長」などの役割を与えられ、ゲームの進行に応じてグループとしての行動を判断する。
 アクセンチュアは、平成25年から福島、宮城両県の農業高校7校に授業プログラムを提供していた。
 農業高校の授業でこれまで触れてこなかった経営やマーケティングに関する授業を行う中で、数字に苦手意識を持つ生徒からも関心を持ってもらうため、ゲームの開発を始めた。
 カードを使った授業は始まっており、2月には福島県立会津農林高校の2年生がゲームを通して農業経営を学んだ。カードの販売も行っており、ウェブサイト上で購入できる。

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