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見方・考え方を鍛える社会科授業のネタ紹介

8面記事

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元中学校教員の河原氏が地理・歴史・公民の3冊刊行

 明治図書はこのほど、「100万人が受けたい! 見方・考え方を鍛える 大人もハマる授業ネタ」(A5判、152ページ、定価各1980円)を刊行した。著者は元中学校教員で社会科学習に詳しい河原和之氏。同書は「中学地理」「中学歴史」「中学公民」を扱った3冊シリーズになっている。
 軸に置くのは「見方・考え方」。最初に「見方・考え方」を鍛える授業のポイントを解説した後、「展開と指導の流れ」を紹介している。「中学歴史」の中で、一つの事例として取り上げているのが「平安文化 源氏物語の謎」。ここでは摂関政治の成立背景に注目し、平安文学の金字塔といわれる源氏物語との関係を考察していくことになる。
 まず「歴史的な見方・考え方を鍛えるポイント」について「興味のある課題(問い)を設定し、その課題(問い)を追求したり解決したりする活動から、社会的事象の歴史的な見方・考え方を鍛える」と説明。その後、「展開と指導の流れ」を紹介している。
 例えば、「平安時代の女性の魅力」に関して扱っている発問が、「平安時代の結婚制度は今と異なる。どこが異なるのか」。生徒と教師のやりとりの中で知識だけでなく関心・意欲を高め、それからグループ討議につなげて理解を深めるという流れだ。
 「学ぶ」ことに関して、「新たな発見をし、知的興奮を呼び起こし、生き方を揺さぶるものでなければならない」と語る河原氏。「できる生徒」=「活用・探究」、「できない生徒」=「習得」ではなく、「本書が全ての生徒にとって『見方・考え方』を身に付けられる授業づくりの一助になれれば」とも話している。
 問い合わせ=Tel03・5907・6668

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