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東大入試、出題範囲は絞らず

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 東京大学は31日、来年4月に入学する学生の入試について記者発表を行った。
 新型コロナウイルス対策として、2次試験のうち、英語ではリスニングの時間を短くする可能性があることを明らかにする一方、各教科の出題範囲は絞らないとした。高校関係者への意見聴取から、現時点では、授業の大幅な遅れはないと判断した。リスニングは密閉空間で行うことから短縮を検討する可能性があるとしている。
 一方、5回目の実施となる推薦入試(学校推薦型選抜)の募集定員は引き続き100人程度とすると共に、1校から推薦できる生徒の人数を2人から4人へと増やした。これまでの推薦入試では、選抜の結果、定員の7割ほどしか合格しない年が続いている。より多様な生徒が出願できるようにし、推薦入試を通して、大学全体の活性化を目指したいとしている。
 募集要項など関連資料はホームページで公開している。

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