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心のつながり築く工夫100件 学校園の事例を都教委が募り公開

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都道府県教委

 東京都教委がコロナ禍の中、児童・生徒が心のつながりを感じられやすくするための工夫を都内の幼稚園、学校、教育委員会から募ったところ、今月で100件を超えた。各校・園、教委の実践はウェブサイト上で公開し、だれでも閲覧できる。
 このうち、練馬区立幼稚園では、マスク姿の教員の素顔が園児に分かるように、教員が自分の顔を写した写真を身につけた園があるとした。
 世田谷区立喜多見小学校の場合は、1年生を迎える会で、校庭に1年生が集まり、2年生以上は教室から、歓迎の言葉を1文字ずつ掲示。フィナーレでは、1学年ずつ拍手をしていき、最後には教職員も合わせた全員の音が重なり、大迫力となったという。
 中学校、高校、特別支援学校、特別支援学級の実践も公開している。サイト名は、「心のつながりプロジェクト」。

都道府県教委

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