挨拶する日本書道美術館大城章二館長

8月20日まで展示・一般公開

　第48回日本書道美術館展（主催＝公益財団法人日本書道美術館）の表彰式が7月17日、東京都内のホテルで万全の感染対策の中で開かれた。
　同館展は審査の模様を一般に公開し、大衆に理解できる優れた作品を選出することで知られているが、今回はコロナ禍の続く状況下、審査員も減らし、昨年同様無観客での審査となった。
　表彰式では、日本書道美術館名誉館長賞を受賞した愛知県の村田麗水氏らの受賞者に対し、同館大城章二館長らから賞状と記念品が手渡された。（受賞者は7月5日付特集で既報）。
　また、恒例となった未成年出品者紹介では、一般公募から大阪府の中学3年生関戸真佑莉さん、大学1年生瀬戸稜偉さん、福岡県の専門学校2年生福島翠月さんの3名が壇上に上がり受賞の喜びと指導の先生への感謝を述べ、会場から大きな拍手を受けた。
　なお、入賞・入選作品は8月20日（休館、月・火曜日　入館は午後3時30分まで）東京・板橋区常盤台の同美術館で展示、一般に公開されている。

　問い合わせ＝(公財)日本書道美術館
　Tel03・3965・2611
　http://shodo-bijutsukan.or.jp