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1人1台端末の利用「授業で毎日」2割止まり

1面記事

市町村教委

民間調べ

 毎日の授業で1人1台の情報端末を利用する児童・生徒は2割にとどまることが、ICT分野の市場調査を手掛けるMM総研(東京・港区)が全国の市区町村教委を対象に行った調査で分かった。利用頻度を把握していないとする回答も4割近くを占めた。
 調査は10月、1740市区町村教委の指導主事を主な対象に電話で実施。1136教委が回答した。
 GIGAスクール構想で整備した情報端末の利用頻度について、全校児童・生徒が「授業で毎日利用している」と答えたのは307教委だった。回答を得た教委の児童・生徒数ベースで計算すると、約521万人のうち約102万人(20%)になるという。最多は「1週間に2~3回程度」(40%)だった。「1週間に1回以下」(3%)、「把握していない」(37%)の回答も見られた。
 調査結果を踏まえ、同社は「自治体では端末整備と並行し、OS(基本ソフト)事業者が提供するクラウド導入が進んでいる。端末へのログイン状況をクラウドで自動的に把握するといった機能の利用促進や環境整備を進めていく必要がある」と指摘する。

市町村教委

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