出席確認を強化へ 京都・南丹市
NEWS 京都府南丹市教委は、市立小・中学校での出席確認を強化する。3月に発生した男子児童の行方不明事件を受けた。男子児童が在籍していた学校での対策を基に、全市立小・中学校で5月中旬をめどに、出席確認の手順を見直す予定だ。
市教委によると、3月23日の午前8時半ごろ、教員が男子児童の欠席を確認。ただ、事前に連絡があった翌日24日の欠席予定と取り違えていた。連絡のない欠席はすぐに保護者へ連絡するよう教職員に周知していたが、同日の卒業式の準備に追われていたこともあり、保護者への連絡は約3時間半後の11時50分頃だった。
市教委によると、今回の事件を受けて同校では出席確認を組織的に実施するため、出席確認のマニュアルを策定。すでに保護者らへ周知した。
欠席連絡システムには8時30分までに連絡するように家庭に求める。時間になり次第、教員が欠席を確認。8時40分からの出席確認(朝の会)時に連絡のない欠席者がいた場合には、9時からの1時間目授業開始までに保護者へ確認する。
欠席の連絡が8時30分を過ぎる場合には電話してもらうこととした。
保護者が学校に提出する緊急連絡先の書類には、1人ではなく複数の連絡先の記入を求める。記入されている連絡先全てに繋がらないときには、担任外の教員が自宅を訪問。場合によっては警察へ通報する。
登校時間が過ぎても8時30分までは教員が校門に立ち、登校指導をしながら見守る。保護者が送迎する場合には、必ず学校の敷地内まで保護者が送り、教員に引き渡すこととした。
これらの対策に加え、GPS機能を活用した登下校の見守りシステム導入の必要性を指摘する声もある。
今後、
(1)15分以内の連絡
(2)担任以外の教員も含めて組織的に対応、保護者への連絡も行う
(3)保護者には複数の緊急連絡先を提出してもらう
―の三つを柱に、5月の定例校長会までに各学校で作成。市教委がとりまとめ、冊子にして各学校に配布、マニュアルを共有する。
