「通常学級で学べる子は学びの場の変更を」 次期指導要領解説で提示へ
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特別支援学級の質を確保するため文科省は、特別支援学級の児童・生徒が、大半の時間を通常学級で学習している場合には学びの場の変更を促すことを、次期学習指導要領の解説で改めて示す。交流及び共同学習の本来の趣旨とは異なる運用が行われている状況を受けた。
交流及び共同学習は、特別支援学校と小・中、高校や特別支援学級と通常学級の間で実施されている。障害のある児童・生徒と障害のない児童・生徒が相互の理解を深めることが目的だ。
一方で、特別支援学級在籍の児童・生徒が大半の時間を通常学級で学び、障害に応じた指導を受けていない実態もある。中には自立活動の時間が設けられていなかったり、特別支援学級では国語や算数のみで、それ以外の教科は通常の学級で学んでいたりといった実態もある。
同省では、交流のみに重点を置いて交流及び共同学習の実施は適切ではないと指摘している。令和4年4月には通知を発出し、原則として週の授業時数の半分以上を目安として特別支援学級で授業を行うよう求めていた。
