情報・技術WG 人命救助ロボット製作など活動例提示
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文科省は16日、次期学習指導要領で新設する中学校「情報・技術科(仮称)」に設ける領域横断的な内容項目「総合実習(仮称)」の活動例を公表した。「材料と加工(仮称)」の学習を活かしてロボットの外装を製作し、「エネルギー変換(仮称)」で学んだことを基にセンサーをはんだ付けするなどして、人命救助ロボットを作る活動などを挙げた。
現在、社会を支えるシステムや製品は複数の技術を組み合わせてできているとして、次期指導要領では「総合実習」を取り入れる方向性が示されている。「災害時の人命の確保」といった社会課題の解決に向けて必要となるものを製作することを通し、授業で学んできたさまざまな技術を生かす機会を確保する。
中央教育審議会教育課程部会の「情報・技術ワーキンググループ」の第8回会合で示した。
学習活動のイメージとして他にも、体に麻痺があり、写真撮影の際に「ピース」を上手くできない人が指を動かせるようにするアシストロボットの製作を挙げた。3DCADによる機械の構想や、プログラミングによる動作設計など、複数の技術を統合した活動としている。
また事務局は「総合実習」の実施に向けて、研修プログラムの提供など、教員への支援体制を整える必要があることも示した。
現行の「技術・家庭科」では、領域横断的な内容は扱われていない。
