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コロナ下、修学旅行前の不安は 約3割「キャンセル料の負担」

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小中高生の保護者対象 保険会社調べ
最多は「旅先での子ども感染」

 コロナ下で実施予定の修学旅行を巡り、小・中学生や高校生の保護者の約3割がキャンセル料の負担に不安を抱いていることが、損害保険ジャパンとその子会社で少額短期保険を扱う「Mysurance」(いずれも東京・新宿区)の調査で分かった。既に修学旅行を終えた児童・生徒の保護者に比べ、不安が高い結果となった。
 調査は昨年11月、損保ジャパンが運営する会員制ウェブサイト上で実施。Mysuranceが昨年10月から、国内の修学旅行に参加する児童・生徒の保護者を対象に、任意で加入できる「修学旅行キャンセル保険」を提供していることから、実態を確認するために行った。全国の小中高生の保護者1663人が回答した。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、修学旅行が「中止になった」と答えた保護者は33・4%を占めた。「実施された」は38・3%、「これから実施予定」は28・3%だった。
 子どもを参加させた際の不安は、複数回答で「旅行中の子どもの新型コロナ感染」(53・0%)が最多。次いで「宿泊先、交通機関の感染対策」(38・1%)、「修学旅行の中止・不参加によるキャンセル料の負担」(19・8%)が多かった。
 これから子どもを参加させる際の不安は、上位3項目が変わらない一方、いずれも回答の割合が高まった。複数回答で「旅行中の子どもの新型コロナ感染」(58・2%)、「宿泊先、交通機関の感染対策」(45・7%)、「修学旅行の中止・不参加によるキャンセル料の負担」(26・0%)の順だった。
 調査結果を受け、日本修学旅行協会は「キャンセル料の取り扱いについては、各自治体や取り扱い旅行会社により異なり、保護者の参加・不参加の判断に影響した。新しい保険が整備・拡充されることは、保護者の不安を減らすという意味で重要と考えている」とコメントしている。

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