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便利な機能が拡充 MEXCBTの活用の幅が広がる

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ICT教育特集

内田洋行

 GIGAスクール構想による、全国の自治体への校内ネットワークの環境構築などを行う(株)内田洋行は、同社の製品、学習eポータル「L―Gate」の機能が新たに拡充したことを発表した。
 文科省の令和5年度全国学力・学習状況調査の中学校3年生英語の「話すこと」調査では、MEXCBTを活用して実施する予定で、MEXCBTに対応している「L―Gate」に注目が集まっている。
 特に期待される拡充内容は2つ。1つ目は、「名簿連携機能」だ。年度切り替え時期の生徒のアカウント情報の修正・変更など、年次更新作業が簡単にできる。
 「L―Gate」と統合型校務支援システムの名簿を連携している埼玉県鴻巣市教育委員会では、例年3月終わりから4月の始業式まで年次更新についての会議を行い、夜遅くまで作業をしていた。この機能を活用してからは、年度末に時間の余裕が生まれた。特に、小学校から中学校の引継ぎ作業では、生徒一人一人の進学先を設定すると、自動で該当の中学校へ情報が送られるため、各学校への引継ぎ作業の負担は大幅に減った。
 拡充内容の2つ目は、「一斉配信機能」だ。管理画面の簡単な操作で、MEXCBTから提供される学習課題を自治体内の全学校に一斉に配信できる。
 新潟市教育委員会では、夏休み明けにMEXCBTを使用したテストを実施した。従来、このようなテストの配信・実施する場合、各学校で配信設定を行うため、事前に教職員用のマニュアルを制作。それでも実施が難しい学校のため、サポートを徹底しなければならなかったが、「L―Gate」の一斉配信機能を活用してからは、ストレスなくテストを実施できた。
 「L―Gate」による、MEXCBTのさらなる活用や教員の業務の負担軽減のため、導入を検討してみてはいかがだろうか。

 問い合わせ=(株)内田洋行
 Tel03・5634・6397
 https://www.info.l-gate.net/

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