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教員の休日指導ゼロへ 部活動運営方針を改訂 茨城県教委

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都道府県教委

 茨城県教委は昨年12月、中学・高校の部活動の運営方針を改訂した。活動時間を現在よりも厳格に設定する考えを示した。教員としての身分で休日の部活動の指導に当たる人を、今後3~4年でゼロにすることを目標に掲げた。来年度から県内全ての学校に適用する。
 今回の改訂版では、活動時間や休養日の日数を現行より明確に示した。活動時間は現在、平日2時間程度、休日は中学校3時間程度・高校4時間程度と定めているが、これを上限に改めた。特別支援学校に対しても初めて示し、平日は上限1・5時間、休日は原則実施しないとした。
 休養日の設定は中学校の場合、現行からの変更はないが、高校は週1日から原則週2日へと増やす。大会などで土日両日活動する場合には、他の休日に休養日を振り替える。運営方針では、土日に大会が組まれた場合の休養日の設定例なども示している。
 教員の働き方改革についても新たに盛り込んだ。中学校では令和7年度末、高校では令和8年度末までに、兼職兼業扱いを受けることなく休日の部活指導をする教員をゼロにすることを目標に掲げた。部活動の顧問は複数人が交代で単独指導を行う。
 大会の運営は、県の中学校体育連盟や高校体育連盟などが、教員が運営に関わらない体制をつくるよう求めた。大会の打ち合わせはオンライン化を進め、関係者の負担軽減も目指す。

都道府県教委

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