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ライフコーチの視点から 現代を生きる子ども・若者のリアル【第11回】

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論説・コラム

感謝の気持ちをもって過ごしていきたい

 「今回の講演を聞いて、いつも当たり前のように幸せに毎日過ごせていることの有難さや自分で決めたことや夢は最後まで諦めずに自分を信じて頑張ることの大切さを学び、感じることができました。たった一度しかない自分の人生を後悔のないように、そして失敗を恐れずに自分がやりたい、頑張りたいと思ったことを一生懸命にやることが大切だと思いました。そして誰もが毎日幸せに自分が好きなように過ごせているわけではないということが分かり、自分がいつも楽しく当たり前に過ごせている日常や支えてくれている家族や友達への感謝の気持ちを改めて感じることができました。今回学んだことや感じたことを忘れずにこれからも色々なことに感謝の気持ちをもって過ごしていきたいです。(高校1年生)」

 「恵まれた環境で生活ができていること、それは本当に当たり前のことではないのだと改めて実感したため、これからは今の環境に感謝しながら生活していきたい。(高校1年生)」

 「両親が存分にやりたいことをやらせてくれる恵まれた環境に感謝して、たった一度しかない自分の人生を自分の選択で生きていけたらいいと思った。(高校1年生)」

 「ありがたいは有難い。有ることが難しい目の前の事実に、感謝を伝える言葉の意味をこれからも大切に紡いでいきたいです。(高校2年生)」

 講演後の高校生のリアルな声。

 現状への違和感、悲痛な叫びもある一方で、こうして「感謝」の気持ちが、彼らの中には生まれている。普段当たり前と思うことも、本当は当たり前ではないのだと気付くチャンスは、意外に少ないのかもしれない。
 時に、自分とは異なる誰かとの比較は、こうして自分の置かれている環境への感謝に気付かせてくれるきっかけともなる。

 大人のみなさんに伝えたいのは、彼らには気付く力も、人へ感謝する気持ちも育っていると言うこと。そして、私たち大人も、つい忘れがちな日常への感謝を大切にしたいと改めて思う。

中高生の心を開く専門家/ライフコーチみつはしあきこ
幼少期に父親から虐待を受け、学校では、いじめの標的になった経験を持つ。成人後も、自分の思うような生き方ができなかったが、東日本大震災をきっかけにコーチングを学び、独立。3兄弟の母。ホームページ(https://mitsuhashiakiko.com/)に情報多数。

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