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小学生用に著作権の教材 民間団体が作成、公表

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 民間2団体と1大学で構成する「著作権教育Eネットワーク」が、著作権を学べる小学生向けの教材を作成し、公表した。他人が作ったものを使うときには許可を取る必要があることや、引用の方法について学習できる内容になっている。
 小学校の中学年用と高学年用の資料や動画がある。著作権を「作品を作った人を守るためのきまり」とした上で、他人の作品を使いたいときは許可を取る必要があると説明している。また「自分の作品と同じように他の人が作った作品も大切にしよう」と訴えている。調べ学習での正しい引用の仕方も学べる。
 同ネットワークは、日本行政書士会連合会、コンピュータソフトウェア著作権協会、山口大学で構成している。
 中学年用の動画教材は山口大学の学生が作成した。教材はコンピュータソフトウェア著作権協会のホームページからダウンロードできる(
https://www2.accsjp.or.jp/activities/2022/news124.php)。同協会が教材を活用した出張授業を有償で受け付けている。

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