生命の安全教育教材改訂 文科省
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性暴力・性被害防止のための「生命の安全教育」について文科省は3月31日、教材と指導の手引きを改訂し、公表した。令和5年の刑法改正を踏まえて「性的同意」に関する内容を追加。性暴力に関して授業で取り上げる際に、性被害に遭った経験がある児童・生徒がいる場合には養護教諭が立ち会ったり、退席を自由にしたりするなど、配慮事項を新たに盛り込んだ。
今回の改訂では、年齢や性別に関係なく性暴力は起こることについても追記。保護者への事前説明や教員研修の必要性についても触れている。
教材は幼児期、小学校低・中学年、小学校高学年、中学校、高校、高校卒業前・大学・一般用があるが、SNSを介した性暴力「デジタル性暴力」の内容を小学校高学年で追記。低年齢化が進んでいることを踏まえて、学校の判断で中学年でも活用できるようにした。
中学校、高校向けでは生成AIによるディープフェイクにも言及。性的同意の他、不同意わいせつ罪などの法令についても触れる。
同省ホームページでは教材、指導の手引きを掲載している他、同省公式YouTubeチャンネルでは説明動画も掲載している。
