ケイミュー

　高度成長期以降、集中的に整備された多くの学校が改修の時期を迎えている。統廃合で新築の校舎に建て替えてしまうケースもあるが、多くの学校は長寿命化改修を行なったり、また廃校になった場合も地域のコミュニティ拠点に用途を変更して、校舎の姿そのままに改修をおこない多目的に利用するケースも少なくない。それだけ学校が地元に根差し、愛されている証拠だといえる。
　校舎の屋根は外観を印象付けるキーアイテムの一つ。校舎の面影を残しながら、自然の猛威から守り続けるためには適切な改修が必要となる。既存校舎のスレート屋根の色あせ等が気になる場合、重量を抑えながらも手軽な改修方法として、金属屋根材による重ね葺きがある。
　ケイミューの金属屋根材「スマートメタル」は、エスジーエル鋼板のため、海に近い場所でも優れた耐食性を発揮するほか、強風や豪雨にも強い。表面はマット加工のため、既存のスレート屋根の落ち着いた外観を大きく変えずに改修できるのが特徴だ。

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