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少年犯罪、減る傾向に

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 今年1~6月に殺人や強盗、強制性交等などの重要犯罪で検挙された14歳以上20歳未満の少年の人数は昨年の同時期と比べ39人減り、337人だった。警察庁のまとめで明らかになった。
 重要犯罪で検挙された少年の人数はここ5年間、減少傾向にある。同庁は17日、直近5年間の1~6月までのデータをまとめた犯罪統計資料を公開した。
 項目別にみると、減少していたのは放火、強制性交等、強制わいせつの3項目。放火が11人で9人減、強制性交等が51人で16人減、強制わいせつが140人で31人減だった。
一方で殺人、強盗、略取誘拐・人身売買の3項目は増加。殺人が21人で9人増、強盗が104人で7人増、略取誘拐・人身売買が10人で1人増だった。
 また、侵入盗やひったくりなどの重要窃盗犯で検挙された少年の人数は148人減の375人だった。
 詳細は同庁のホームページから確認できる。

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