日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

都教委、「心のつながり」深める取り組みを集めて公開

NEWS

都道府県教委

 東京都教委は10月から、感染症対策で身体的距離を確保しなければならない中で、心のつながりを深める取り組みや工夫をウェブサイト上で紹介している。
 まずは、小学校と中学校を合わせて5校の実践を公開した。
 このうち、荒川区立第九峡田小学校は、児童が作った俳句を校外の人から見えるように掲示した。「俳句を通して、今の子どもが感じていることが分かって、うれしい気持ちになった」などの声が寄せられているという。
 西東京市立田無第一中学校の場合は、コロナ禍の中で生徒たちの生活を支えるためにがんばっている人に感謝の気持ちを届ける活動を始めた。生徒会役員が関係者の声を集め、生徒全体でメッセージカードを製作。模造紙に貼り、病院やスーパーマーケット、ドラッグストアなどに届けたとしている。
 都教委では来月30日まで、都内の公立学校と教育委員会を対象に、同様の例を募集している。

都道府県教委

連載