三橋兄弟治＜港にて＞1940年　水彩、紙　57・0×74・7cm

　横浜市民ギャラリー（横浜市西区）は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、昨年度開催中止となっていた「横浜市民ギャラリーコレクション展2021　うつし、描かれた港と水辺」を3月5日（金）から開催する。
　同ギャラリーが所蔵する約1300点のコレクションには横浜の風景を描いた作品が数多く見られるが、その中でも今回は、横浜の港や水辺の風景をテーマとした作品を特集する。1920年代から1990年代までに制作された油彩、日本画、写真、版画など約50点を4つのセクションで紹介。特に横浜出身の日本画家・牛田雞村の同館所蔵作品全3点が特別展示されるので注目したい。
　また、毎年実施している貴重な収蔵作家インタビューや学芸員、鑑賞サポーターによる展覧会や出品作品の見どころ紹介の各映像コンテンツもあわせて楽しめる。

【展覧会概要】
　・名称＝「横浜市民ギャラリーコレクション展2021　うつし、描かれた港と水辺」
　・会期＝3月5日（金）～3月21日（日）まで　※休館日は3月15日（月）
　・会場＝横浜市民ギャラリー　展示室1、B1（横浜市西区宮崎町26番地1）
　・開催時間＝10時～18時（入場は17時30分まで）
　・入場料＝無料

　※会期等は変更になる場合あり。詳しくは公式サイトで確認を。
　公式サイト　https://ycag.yafjp.org/