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留辺蘂高校、令和5年度から募集停止 北海道教委が計画案

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都道府県教委

 北海道教育委員会は1日、令和4年度から6年度までの公立高校の配置計画案を発表した。総合学科の北海道留辺蘂(るべしべ)高校を令和5年度から募集停止する。学校規模や募集定員に対する欠員状況などから判断した。道教委は7月に地域別の協議会で関係者から意見を聞いた上で、9月に正式に計画を公表する。
 来年度から道教委の「地域連携特例校」も増やす。本別高校と標津高校で募集学級が1学級になった場合、それぞれ帯広柏葉高校と中標津高校を協力校にして導入する。「地域連携特例校」は、小規模校に対し、協力校が出張授業や遠隔授業などで支援する制度。道教委によると、本年度25校で導入している。
 計画案には、特色化として野幌高校と千歳北陽高校を「アンビシャススクール」とすることも盛り込んだ。基礎的な知識・技能の定着や職業的自立に必要な能力や態度の育成を重視する。
 道教委は、中学生が進路選択の時間を確保できるように毎年度、3年間の具体的な配置計画とその後4年間の見通しを示している。

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