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「情報I」必修化の課題、「共通テスト対応」最多

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ベネッセが高校教員に調査

 高校で来年度から必修科目となる「情報I」について4割の高校教員が「大学入学共通テストへの対応」を課題だと考えていることが、ベネッセコーポレーション(岡山市)の調査で分かった。
 調査は7月、同社主催のオンラインセミナーに参加した高校教員274人からインターネットで回答を得た。情報の兼任や担当外の教員も含む。
 情報Iに関する学校の課題を尋ねると、「大学入学共通テストへの対応」が42・3%で最多だった。「指導ノウハウ(プログラミング、データサイエンスなど)」が22・6%、「指導教員の不足」が12・0%と続いた。評価方法や履修年次などの項目は1割未満にとどまった。
 セミナーで登壇した日出学園中学校・高校の武善紀之教諭は、「試行錯誤を楽しみながら授業をつくってもらいたい」と話した。

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