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特別展「最澄と天台宗のすべて」開催中

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企画特集

東京国立博物館

 伝教大師最澄の1200年大遠忌を記念し、特別展「最澄と天台宗のすべて」(主催=東京国立博物館、天台宗、比叡山延暦寺、読売新聞社、文化庁)が、東京国立博物館で11月21日(日)まで開催されている。
 本展では、天台宗の総本山であり、多くの高僧を輩出した比叡山延暦寺の宝物をはじめ、全国各地の天台宗諸寺院等が守り伝えてきた秘仏や文化財の数々を一挙に紹介する。
 中でも、展覧会史上初出展となる日本最大の肖像彫刻「慈恵大師 (良源)坐像」(東京・深大寺蔵)や寺外初公開となる「阿弥陀如来立像」(京都・真正極楽寺(真如堂)蔵)、「薬師如来坐像」(岐阜・願興寺(蟹薬師)蔵)や「薬師如来立像」(京都・法界寺蔵)などの秘仏が一堂に会するので必見だ。
 ほかにも、国宝「聖徳太子及び天台高僧像」十幅全てを展示。(十幅の同時公開は、11月2日(火)~11月7日(日)の6日間限定)さらに最澄自筆の書跡やゆかりの名宝を通じて、最澄の足跡をたどる。
 なお、東京会場開催後、2022年2月8日(火)より九州国立博物館、4月12日(火)より京都国立博物館を巡回し、地域的な特色を示しながら天台宗の広がりを紹介する予定だ。

【展覧会概要】
伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」

東京展
会期
 10月12日(火)~11月21日(日)※休館日は月曜日
会場
 東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園13―9)

開館時間
 9時30分~17時
 ※事前予約制
 ※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認

 公式サイト=https://saicho2021-2022.jp/

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