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おやこで話す子どもの貧困

21面記事

子どもに読ませたい本

阿部 彩 著
斉藤 みお イラスト

 日本の子どもの貧困率は13・5%(平成30年)で7人に1人。著者は子どもたちに貧困のことを知ってもらうために執筆した。
 主人公は小学1年生のまりか。本書は物語の中で、まりか(読者)が感じたお金に関わる疑問について、父母に尋ねてみようと投げ掛ける。最初は、祖父母に買ってもらったランドセルの値段。次に普段の買い物や電気、水道などにもお金がかかっていることを知り、母親から「生きていくだけで、お金がいる」と知らされる。こうしたやりとりを通して、お金を稼ぐことや働けない人を支えるシステム、貧困を減らすためにできること―を学べるように構成している。
 貧困の問題を子どもが理解し、考えを深められる一冊。(小学校低学年から)
(1650円 日本能率協会マネジメントセンター Tel03・6362・4339)

子どもに読ませたい本

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