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全国7エリアで受賞作品を載せたラッピングバスが走る!

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企画特集

JA共済

 JA共済連(全国共済農業協同組合連合会・柳井二三夫代表理事理事長)が実施する「令和3年度 全国小・中学生 交通安全ポスターコンクール」大賞受賞作品を載せた路線バスが、3月1日より1ケ月間、全国7エリアを走行する。
 「全国小・中学生 交通安全ポスターコンクール」は、JA共済が児童・生徒の図画工作・美術教育の高揚を図り、交通安全の意識啓発を目的に実施しているコンクール。歴史も規模も日本有数で1972年から始まり、今年度で50回目を迎えた。毎年全国から多くの作品が集まり、これまでの応募総数は940万点を超える。
 本コンクール大賞受賞作品やポスターの制作風景などを載せた路線バスが各地を走行することで「子どもたちの交通安全の願いをのせたバス」として地域へ交通安全を訴えていく。全国7エリア(福島・東京・神奈川・静岡・滋賀・徳島・熊本)を走るラッピングバスの車体のカラーは、本コンクールのロゴの7色と連動し、エリアにより異なる色のバスが走行する。
 また、3月中旬には大賞作品に選ばれた交通安全ポスターや交通安全の豆知識などを紹介した「交通安全ポスターカレンダー」を全国の小中学校へ配布予定だ。
 大賞の内閣府特命担当大臣賞に選ばれた清水結梨さん(長野県 小学校6年)は、暗い夜に反射材を着けた時と着けない時の違いに注目。「あなたは見えていますか?」「身につけよう! 命を守る反射材」の言葉を入れ作品を描いた。清水さんは「これからこのポスターを見て反射材をつけてもらい、自分の命を守ってくれたらうれしいです」と語った。
 各大賞受賞者コメントは公式サイトにて公開している。

 ラッピングバス特設サイト=https://ja-kyosai-wrappingbus2022.jp/

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