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情報科の担当教員確保を 推進計画案に明記

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文部科学省

文科省

 文科省は4月21日、専門家会議で学校の情報化推進計画案をまとめ、意見公募を開始した。本年度から高校で必履修科目になる「情報I」が始まったことを踏まえて、高校情報科の担当教員の確保と質の向上などを明記した。推進計画は今後5年間のロードマップとして位置付ける。
 計画は令和元年に成立した学校教育の情報化推進法に基づき初めて作成され、自治体の推進計画の参考となる。
 計画案は「児童・生徒」「教職員」「環境」「体制・校務」の四つについて整理した。児童・生徒に対しては、情報モラル教育の充実や健康面への配慮などを明記することとした。
 環境整備では児童・生徒のIDの情報連携などの課題を本年度中に整理し、来年度以降は希望する家庭や学校で活用できるようにすることを掲げた。
 ICTの推進体制では、教育委員会などの学校設置者が、現場を支援する専門人材の配置や民間事業者を含めた支援体制を強化することとした。
 文科省は意見公募終了後、6月中旬以降に計画を公表する。

文部科学省

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