全小中学校に給水スポットを設置 健康と環境を支える新たな学校インフラ
21面記事
万博でも使用された「給水スポット」を導入
大阪府高石市
OSGコーポレーション
「健康と環境」をキーワードに生活密着型商品の開発・製造・販売を行うOSGコーポレーションは、「使い捨ては恥ずかしい」という理念のもと、地球温暖化防止と海洋プラスチックごみ削減に貢献する取り組みとして「ステハジ」プロジェクトを推進している。その中核となるのが、マイボトルの持参を前提とした給水スポットの普及だ。
同社は、昨年開催された大阪・関西万博の会場内において給水スポットを設置し、「マイボトルの中身が無くなればいつでも給水できる」環境を実現した。これにより、来場者の熱中症予防に寄与するとともに、ペットボトル削減本数を可視化する「給水カウンター」が注目を集め、環境配慮行動を促す仕組みとして高い評価を得た。
こうした実績を踏まえ、大阪府高石市では万博で使用された給水スポットを市内すべての小中学校へ設置する方針を決定した。本事業は予算委員会においても評価され、児童生徒の健康維持と環境意識の向上、さらに万博のレガシーを次世代へ継承する取り組みとして位置付けられている。
同市の畑中政昭市長は、「これまで十分とはいえなかった学校の給水環境を改善し、冷たく安全な水をいつでも利用できる体制を整えることで、熱中症対策を強化する」と説明する。また、万博で実際に使用された設備を活用することで、児童生徒が社会的な出来事と自らの生活を結び付けて理解する契機となる点も意義深い。
さらに、給水量に応じたプラスチックごみ削減量の可視化機能により、児童生徒が日常的に環境配慮行動を意識できる教育効果も期待されている。
問い合わせ=(株)OSGコーポレーション 電話03・5432・9741
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