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デジタル教科書のクラウド配信支援 大日本印刷が教科書会社5社と連携

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 大日本印刷(東京・新宿区)は、教科書会社5社と連携し、デジタル教科書のクラウド配信サービスを支援する。文科省が進める児童・生徒用のデジタル教科書の普及事業に対応し、利用の急拡大が見込まれるデジタル教科書の配信基盤をつくる。昨年12月22日に公表した。
 連携する教科書会社は、光村図書出版、大日本図書、日本文教出版、開隆堂出版、教育芸術社。5社は光村図書出版が開発した「まなビューア」に対応するデジタル教科書を提供している。
 学習者用デジタル教科書の普及を巡り、文科省は来年度、国公私立の小学校5・6年や中学校全学年を対象にクラウド配信方式でデジタル教科書を提供し、実証研究を行う。宿題など学校の授業以外の場での活用も想定しているが、文科省の担当者は「教員にクラウド配信方式に慣れてもらう目的もある」と話す。
 現在、デジタル教科書はインストール方式で供給されている。学校現場では教員が放課後などにインストール作業を行うことから、負担につながっているとの声が上がっていた。

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