中学国語で音声問題を導入 全国学力調査 令和9年度
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文科省は17日、全国学力・学習状況調査について、中学校の国語で音声を使った問題を導入する方針を専門家会議に示した。紙の試験では測定が難しかった「話すこと」「聞くこと」に関する力を測る狙いがある。全面的にCBTに移行する令和9年度調査での実施を想定している。
CBTの特性を生かし、音声や動画を視聴して答える問題を一部導入する。縦書き表示や紙資料の併用なども含め、学習指導要領で掲げた資質・能力を測る出題方法を工夫する。
また、CBTへの移行に向け、児童・生徒や教員が端末操作に慣れるためのサンプル問題を用意する。今年秋頃にCBTシステム「MEXCBT」を通じ、各学校が試せる環境を整える予定だ。
一方、3年に1回程度実施している「経年変化分析調査」については、令和9年度はCBTを基本としつつ紙方式も併用する。コンピューターと紙で解答の傾向が変わる可能性に配慮し、これまでの調査結果との比較を可能にするための措置としている。将来的には経年調査もCBT方式での実施に移行する方針だ。
令和8年度調査は英語のみCBTで実施する方針を示している。

