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新スピーカー導入し幅広く深い授業めざす

6面記事

企画特集

音楽室にある「Xeo2」スピーカー。
導入後はより効果的な授業が可能になった

ワイヤレススピーカー「Xeo(シオ)2」導入事例

 「とにかく音質がよくて驚いた!というのが新しいスピーカーに出会った当初の率直な感想でした」。当時をこう振り返るのは、愛知県の公立小学校・音楽専科担当教諭。
 場所は東京。夏休みに毎年行われている「夏の音楽セミナー」の会場だった。「研修目的で毎年参加しているのですが、昨年のセミナーでは会場の入り口ロビーにこのスピーカーが展示紹介されていて、その音を聞いた瞬間に…。」
 音楽担当教諭が驚いたのが、DYNAUDIO JAPAN(株)が輸入販売しているワイヤレススピーカー「Xeo(シオ)2」だった。
 これは今から4年前に登場して、それまでのワイヤレススピーカーの印象を覆す、圧倒的な高音質が高く評価されたXeoシリーズの第2世代ともいう新モデル。iPhone、iPadといった携帯プレーヤーや、パソコンなどからBluetoothで直接音楽信号を飛ばし、これまで以上に簡単に音楽を楽しむことが可能―というもの。
 「特に本校のスピーカーは古くて調子も悪く、CDデッキに繋いでも音量も小さく、しかもボリュームを上げると音が割れてしまう―。臨場感あふれるステレオ音声にはほど遠いというのが当時の状況でした」
 そこで導入を計画した音楽担当教諭。同社担当者にデモンストレーションに来て直接聞いてもらったところ、ほぼ全員の教職員が「とにかく音質が良い!」と高く評価。学校として導入のための予算化がなされたという。
 「音質はもちろんのこと、ボリュームを上げてもきれいに聞ける音量への対応、さらにはコンパクトで教室間や体育館への持ち運びが手軽にできることも私の要望でしたが、このスピーカーはすべてを満足させるものでした」
 こうした要求に応える同スピーカーを導入してからは、音楽の授業の幅も広がり、質も深まった。
 音楽鑑賞はもちろんのこと、体育館での行事への対応にも活躍―。さらには子どもたちには、きめ細かな指導ができるようになったという。
 「例えばCDで音楽を聞かせ、リコーダーや鍵盤ハーモニカの演奏をさせる場合、これまでは児童たちの奏でる音でCD演奏が聞こえにくいというのが実情でした。しかしこのスピーカー導入後はCD音源がはっきりとクリアに聞こえるだけでなく、その間、私がそれぞれの児童を回りながら直接指導できる…。とてもきめ細かに対応ができるようになりました」
 パソコンにもつなげるので、今後はiPadと連携して、インターネットで“旬”の音楽を聞かせたいとのこと。より効果的な授業を目指したいという。

製品・デモンストレーションに関する問い合わせ
 DYNAUDIO JAPAN(株) Tel03・5542・3545
 http://www.dynaudio.jp/home

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