毎年11月の児童虐待防止月間を前に、文科省は10月30日付で同月間の取り組みに関する留意事項を通知した。
　新型コロナウイルス感染症への対策を徹底した上で施策を進めるよう求めたほか、教職員向けの研修では、文科省が昨年、策定した「虐待対応の手引き」や「虐待防止に関する研修教材」を活用することを掲げている。
　児童虐待防止月間は平成16年度に、厚労省の主唱で始まった。昨年も文科省は同じ時期に通知を出している。今年も、児童・生徒が連続7日間以上、欠席した場合、学校は児童相談所などに伝えることなどを求めている。